名探偵コナン/ゼロの執行人感想(ネタバレ有)
4月13日から公開しているゼロの執行人を観てきました。
かっこよかった!!!まさかここまでとは
年々大人向け要素が増えてきている気がしました。検察庁にも公安部があったとは…今回の映画とても勉強になります
開始数秒でこの映画のために建てられた東京サミット会場が爆破され、その近くに建てられたカジノタワーも後に大変な目に。とコナンらしさは全開。
今作では3つの公安が登場しており、安室透こと降谷零の所属する警察庁警備企画課、風見裕也所属の警視庁公安部、ゲストキャラクターである日下部誠等が所属する東京地方検察庁公安部。
この3つがあるところで既に混乱し始め、検察と警察が聴き取りにくくさらに混乱。とパンフレットを購入し読むことで何とか理解出来たかな?という感じでした
今回風見さんがだいぶ出演していて愛おしさが爆発するかと…純黒の悪夢でもいいキャラしてましたしね。好き。あと、風見さんは降谷さんの指示に従っていたから、彼も警察庁の人間かと思いきや警視庁所属だったんですね……純黒の悪夢や単行本94巻でも思っていたのですが、風見さん振り回されキャラですね。そういう人大好きです。
雨の中降谷さんの意見に同意しようと振り返ったらそこには誰もいなく、きょろきょろしている姿、良かったです。
話としては、主題歌である「零ーZero」の歌詞「真実はいつもひとつ でも正義は そう 涙の数だけ」の通りたくさんの正義が出てきました。
加害者でさえも助けたいコナンくんの正義
正義の為なら犠牲も仕方がない日下部検事
同じく正義の為なら犠牲も必要だが、負ったマイナスを自分自身で取り返しゼロにする降谷さん
きっと誰の正義も正しくて、でも何かのきっかけで一方から見るととたんに悪になってしまう正義もある。うーーん、今回本当考えさせられることが多く、まとまらない。
日下部検事には民間人の協力者(羽場二三一)がいて、彼は自分が動けない時のために違法な捜査をしてくれる重要な人物。捜査をするために忍び込んだ会社で警察に逮捕され、公安の調書後に自殺。その復讐のため今回のIOTテロ(IOT家電という、離れた場所からでもスマートフォンで操作できる家電)を企てたらしく。 最後は警視庁に宇宙から帰還予定の無人探査機を落とそうとする、派手に派手をぶっかけた最高に派手。
ところで、
降谷さん、今作とっても雄でしたね!?!アニメシリーズでは何を考えているのか読めないシーンが多く、映画では赤井さんに対する執着?怨念が凄まじい。というイメージだったのですが、かなり冷静な人なのだなと、今回感じました。事件解決のために必要な人材確保、色々な根回し。それを自分の頭の中で全て組み立てているから部下である風見さんが戸惑うのだなあ
日下部検事による事件がいつか起こると確信していて、羽場二三一を自殺したことにして自分達の中に入れたのかなと考えたら降谷零という人が恐ろしく見てえきました
降谷さんの舌ペロや「僕の恋人はこの国さ」やモノレールと衝突しそうになっている時の表情などなどサービスシーン多めだったのですが、怒涛のカーアクションで記憶が……
終盤で黒田兵衛が口パクで「バーボン」と言っているように見えたのは何!!潜入していることを知っているからなのか黒の組織の一員だからなのか、彼はRUM候補ですしね、謎が深まりすぎて…。名探偵コナンは年々知りたい謎が増えていくばかりで、早くすっきりしたい
あ、来年の映画、怪盗キッドがメインみたいですね!楽しみ!!😊