映画感想日記

主に映画館でみた作品の備忘録。ただの感想なので適当でネタバレ等大ありです

グレイテスト・ショーマン感想(ネタバレ有)

2月16日から公開中のグレイテスト・ショーマンを見てきました。

 

音楽がとにかく素晴らしい!!!冒頭の「The greatest show」で一気にテンションが上がる上がる。馬の蹄まで音楽にマッチしているという素敵さ

 

音楽面ではバーナム演じるヒュー・ジャックマンとフィリップ演じるザック・エフロンが歌う「The other side」が私は1番すきでした。ザック・エフロンの少しかすれ気味の歌声がとても魅力的で、お酒の入ったコップや足音までもが音楽の1部となるような、無駄のまったくない空間。目でも耳でも楽しいシーンでした。

全ての効果音が音楽のリズムに合っていて、これがミュージカル映画かと感動しっぱなしでした。

キアラ・セトル(カーラとどちらの発音だろう)たちサーカス団員の歌う「This is me」も鳥肌が治らなくって…虐げられていたけれど、嫌な言葉に惑わされるな、これが私だ。と強い、とても強い思いが声に乗せられてこちらまで届いて歌いきった瞬間拍手しそうになったのは私だけでないはず。そんなシーンが数多くある映画でした。舞台で見たい……

 

主人公のバーナムは……小さい頃から底辺で生き、成功することや妻の父親を見返すことに固執していたからか後半までかなり強引な性格で、少しついていけるかな?と心配になりました

舞台に出ても笑われるだけだと言われたら、それでもお金になる。と言い返せるあの真っ直ぐさ。真っ直ぐさ?うーーーん、

成功と失敗のハードルは自分自身で決めるものだとは思うけど、バーナムはかなり高めに設定していたんだろうなあと……

何はともあれ、お金だけが家族を幸せにする方法じゃないと気付いてもらえてよかったな

 

あと、もう少し団員のことを掘り下げて欲しかったなあと。あっちこっちに視点がいってまとまらないからかもしれないけど、舞台上の団員たちしか見えなかったからちょっとだけ残念。

 

エンドロールまで色彩豊かな映像美で本当に本当にこれは映画館で楽しむべき作品だと思います。